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かしこい辞書の選び方、使い方を教えます!

辞書は、国語と英語の学習をするには、欠くことのできないものです。
しかし辞書を上手に活用している生徒は何人いるでしょうか。
今回は、見落とされがちな辞書の上手な活用法を教えます!

辞書の選び方のポイント

辞書は子供の発達に応じて与えるというのが原則です。
ときどき見受けられるのですが、入学祝いにもらったということで、広辞苑や大辞林を国語の辞典として小学生・中学生に与えているご家庭があります。
英語辞典なら中学生にコンサイス英和辞典といったものを与えていることがあります。
広辞苑や大辞林、さらにコンサイスの辞典は定評のある辞典で、大人が仕事に使用するには大変役立つものですが、小学生、中学生にとっては、とても使いこなせる辞典ではありません。

小学生なら小学生向けの国語辞典や漢字辞典が出ていますし、中学生なら中学生向けの国語辞典、漢和辞典や、英和辞典、和英辞典が出ています。
これらの小学生、中学生向きの辞典の特徴というのは、まず、学習するための辞典になっているということです。
初めて辞典を使う人にも使いやすいように工夫されていたり、学習する上で気をつけなければいけない注意点が辞典の中に書いてあり、引くだけでなく、読んでためになる“読むための辞典”にもなっています。
さらにわからないことばの意味を説明するのに小学生や中学生にもわかることばを用いて解説しています。

それと比べて、大人向けの辞書は、ことばの意味を正確に伝えようとするあまり、抽象的なことばや子供にとっては難解なことばで説明してあることが多く、しかも小学生、中学生にとっては不必要なことばもたくさん出ていて、とても使いづらいものなのです。

ですから、原則として発達に応じた小学生、中学生向きの辞典を与えることです。
ただし、中学受験の小学生なら、一つ上の段階の中学生用の辞典を、レベルの高い私立高校受験を目指す中学生なら、高校生が使うような辞典も必要になってきます。
これらの場合はできたら2冊(中学受験生なら、小学校用と中学校用の国語辞典、といったように)用意するとよいでしょう。

辞書には惜しみなくお金を使ってください。

なお、社会や理科でわからない言葉を調べるには、百科事典をかねている広辞苑や大辞林が便利ですので、これも1冊できたらそろえておくとよいです。

古い辞書には注意!

お父さんお母さんが子供のころ(小学校、中学校または高校)に使っていた古い辞典をわが子に与えている場合は注意です。

お父さんお母さんが小学生や中学生(学生時代)のときに使った辞書がとてもよいものなら、子どもにも昔使っていたものと同じものを与えてやりたくなるものです。
または、まだ新しい辞書を与えるには早いので、お兄ちゃん、お姉ちゃんが使っていたものを与えている家庭もあると思います。

しかし辞書は、子ども専用のものを1冊用意してあげてほしいです。
お父さんお母さんが昔使っていた辞書は古くて今の子どもには使えないものがほとんどです。
「辞書の生命は10年」とよく言われています。
それは新しいことばが次々に生まれてくるということだけではなく、学習辞典などは国語辞典にしても、10年たつとかなり工夫されたよいものが出てくるからです。

文部科学省が定める、小学生、中学生が習う漢字、すなわち常用漢字が現在と30年前とでは違いますし、漢字の送り仮名も違うものがかなりあります。
現在の小学生、中学生の教科書では、次のことばの送り仮名はどちらが正しいかをちょっと考えてみてください。

①現われる - 現れる
②行なう - 行う
③問合せる - 問い合わせる
④生れる - 生れる
⑤組合せ - 組み合わせ

①から⑤まですべて右のほうが現在教科書や新聞で使われている送り仮名です。
お父さんお母さんは、左のほうの送り仮名で習っていますから、当然30年以上前の辞典は左のほうの送り仮名になっています。
特に国語辞典(漢和を含む)は、古いものを現在の子どもたちに与えると混乱してしまいますから、ぜひ新しいものを買い与えてほしいと思います。

辞書の使い方のポイント

国語の辞書でも英語の辞書でも、小学生・中学生用の辞書ならば、必ず学習的な内容が含まれているのが現在の辞書の特徴です。
いわゆる「学習辞典」というものになっていますので、辞書は引くだけでなく、その項目をよく読むようにすることが上手に活用するポイントです。
国語辞典ならば意味だけでなく、そのことばの使い方として例文が出ていたり、類語や反対語などが出ているものが多くあるはずです。

英和辞典ならば、大切な訳はゴシックで書いてあったり、よく使う意味には例文が出ています。
さらによく使う熟語や類語や反対語も出ています。

学習辞典というのは、ただ調べるだけでは大変もったいないものなのです。
辞書はぜひ、引くだけでなく読む習慣をつけてほしいのですが、それにはせかせかとした学習態度ではなく、余裕を持って臨むことが大切です。
辞書を読んで次々と新しいことばや知識を増やすことは、学力を向上させる秘訣の一つでもあります。
今からでも遅くありませんから、早速実行に移してみましょう。







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